「EVO JAPAN 2019」に行ってきました!(最終話)

2019年2月15〜17日にかけ、福岡国際センターで総合ゲーム大会「EVO Japan 2019」が開催。
この大会に筆者「伝説のオタク」と、同じPGWメンバーである「レン」「はやお」の3人で参加してきました。

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【最終話】

二日目の朝。AM8:50。会場に向かう信号機の前にて。
俊敏な「はやお」と、取り残されし「レン」と「筆者」。

2日目の筆者のスケジュールは10:00から「ギルティ」。13:00から「ストV」。

先日は脳が興奮状態でなかなか寝付けず、明らかな睡眠不足。連日参加型の大会は筆者にとって初めての経験だったため、このような落とし穴があるとは思ってもいなかったです。これは今後の課題になりそうです。

会場に着き、苦くて熱いブラックコーヒーを飲んで眠気を覚ます。昨日の疲れもまだまだ残っておりコンディションは完璧とは言えない。

だがそんなことを言う意味はここにはない。己がどんな状態でも戦うしか道はないのだ。
マネージャーと2人でギルティの島へ移動。

ちなみに、筆者のギルティは千葉県の初中級対戦会で23段。
使用キャラはソル=バッドガイ。しかも、対策できているキャラは3キャラ程度。

正直に言えば、筆者はまだまだこのゲームに自信がない。
けど「弱いから恥ずかしい」とかそんなことを考えるのはもったいない。
そのゲームで対戦するのが好きなら、大会は出るだけ得なのだ。

でも、できることなら正直ちょっと勝ちたい……。

せめて見た目だけはいかにも強そうな雰囲気を出していこう、ということでサングラスを着用し、パンテラは見た目がヴァルケンハイン風のマネージャーに持ってもらう。(というかマネージャーの方が強そう)

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大会とはプレッシャー(己)との勝負。ビビっているところを対戦相手に見せるわけにはいかない。内心はめっちゃドキドキしてますが……どうですか?この冷静なる擬態オーラ。

そんなこんなで、ギルティの一試合目が開始対戦相手はスレイヤー。
スレイヤーとの対戦経験は、ちょっとだけあるが野試合で勝った記憶はない。だが……

「絶対に相手は俺のオーラに畏怖しているから、その硬直中に開幕ダッシュからぶっきらを決めて(コマ投げ)を狙って心を折りにいくぞ!」

完璧な作戦。

しかし、現実とは無常である。開幕ダッシュしたら置き技からコンボをくらって頭が真っ白になり、無意味な即バーストを発動し、さらにそこにコンボを食らってしまう。

完璧な作戦が音を立てて崩れていく。

あまりに見苦しいバーストを吐いた上に、無意識に擦ったリバサヴォルカまで空振りし、反撃されて負け。

続きはもう言わなくてもお分かりだろう……結果は何も起きずに一回戦負けでした。

でもやはりギルティは動かしてて最高に面白い!
でも出来れば1回くらいコンボ決めたかったぜ……


ーーーーーーーーーーーーーーーメンタルリセットーーーーーーーーーーーーーーー


気持ちをストⅤに切り替える。

そして、二日目の相手はランクマ世界1位のプロプレイヤーの方。
正真正銘の世界最強。試合前からオーラがヤバい。そして使用キャラも最強と名高いバーディー。

昨日は眠れないながら相手の動画を見ていたので、ある程度の対策や試合イメージはできている。バーディ戦はそこそこやっている方なので対策もそれなりに理解している。

相手が世界一とはいえ、同じ人間。不可能は絶対ない。

ただ、知識量では圧倒的に差があるのは明確。
筆者が勝っている可能性があるとすれば格ゲーをやってきた歴の時間。

やるしかない。挨拶を交わし試合開始。


■二日目:一回戦。対バーディー。

地上戦のリーチ差は明確。「老」で遠距離戦から入るのがセオリーだが、バーディーは離れすぎるとVスキルのビンを投げられ、状況が悪くなってしまう。

そのため、「老」で離れるにしても缶を投げにくい間合いを維持して戦う。
宿命→芦刈や跳びが間に合うくらいの間合い。

地上戦をするにしても、若ではリーチ差があるのでどこかで跳びを通したい。
しかし、相手の対空制度はかなり高く。甘い跳びが通る相手ではない。

あるとすれば、しゃがみ中p対空を誘って、是空がジャンプ攻撃を出さなければしゃがみ中pが空振りして、着地して硬直に反撃を決めたい。そのためには、バーディのしゃがみ強pで反応しにくい跳びかつ、しゃがみ中pをスカせる間合いを作る必要がある。簡単なことではない。

が、この計画が一回目でピンポイントで決まり、そこから中Pターゲットで画面端に相手を追い詰めて体力リードを取ることに成功する。

流れはあった。この時点で押し切りに行くべきなのだが、リバサアーマー技が怖くて様子を見てしまう。
躊躇したことでラインを画面中央に戻してしまい、固まったところにEX移動投げを二連発でくらってしまい、負けてしまう。

一度目の投げをくらった時点でリバサCAを打とうか迷ったが、相手のプレッシャーで出すことができなかった。仮にあれを跳べていたとしても、恐らく格ゲーマーの本能でバックジャンプになっており、今の筆者の知識では反撃はできなかったであろう。あの状況は勝つならもうCAしかなかったのだ。勝機は見えていただけにとても悔しい。

次の試合も同じような状況で、最後にトリガー中のEXコマンド投げをくらってしまい負けてしまう。あと1回はコマ投げに耐えられるだろうと思っていたが、あんなに減るものだとは思わなかった。知識の差とストⅤ力、まだまだ世界一位には及ばず。壁は大きかった。

それにしても対戦は楽しすぎた。改めて対戦ありがとうございました。
その位置まで追いつけるよう精進します。


———————-そしてLosers1回戦。

ここでの相手の方は「リュウ」。ここに来てスタンダードキャラ。

的確で反応しにくい距離から綺麗な波動を撃つ方で、どこか懐かしさすら覚える。

お互い重ねを失敗し、反撃されることを繰り返して1:1の状況となる。

最終試合は筆者が画面端に追い詰められてコンボをくらう苦しい状況だったが、相手のコンボのミスで昇龍が空振る。反撃に中pターゲットから最大を狙うも、間に合わずにガードされてしまい、そこに反撃されて敗北してしまう。

結果:1:2で負け。筆者のEVO JAPANの結果は二日目で終わってしまう。

とても悔しい。

ストVを始めたこの3ヶ月。是空を覚え、勉強し、できる限りの力はつけたが、まだまだ壇上には届きませんでした。

この大会でもっと対戦がしたい。できれば壇上に登りたい。
そのために次の本家EVOまでにはもっと強くなっておきます。

長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

最後に

今回は色々な人に応援してもらったりサポートしていただけたりしたことがとても嬉しく、励みになりました。対戦してくださった方、ご挨拶できた方、そして運営の方々。
皆様のおかげでとても楽しい時間を過ごせました。この場を借りてお礼を申し上げます。

これからもゲームを楽しみつつ精進しますので「伝タク」、「レン」、「はやお」。
つきましては「PGW」を今後とも見守っていただけると嬉しいです。

それでは!(完)

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