【レポート】EVO JAPAN 2019

こんにちは、PGWのレンです。

EVOJAPAN2019

国内海外問わず多くのプレイヤーが九州は福岡にある福岡国際センターに集まりました、その数約13,000人だそうです。

大会に参加された選手の皆様、大変お疲れさまでした!
選手の皆様はどんな気持ちで挑み、大会が終わり少し時間が経ちましたがどんな風に過ごされてるでしょうか。
簡単ではありますが今回プレイヤーとして参加した私レンがEVOJAPAN2019で感じたことや、今後の課題について語っていきたいと思います。

EVOJAPAN2019ではメイン、サブ様々なタイトルで大会が開催されました、その中からレンは「ストリートファイターV」※以下スト5、「ソウルキャリバーⅥ」※以下キャリバー、の2タイトルに参加しました。

スト5の思い出

1日目~2日目は予選、3日目は決勝という流れ。キャラは「春麗」を使っています。
大会に参加する前の目標は「初日を突破したい!」とかなり消極的な目標でした。
大会直前スト5を集中的に練習したおかげでどのキャラにもある程度戦える自信がついたのですが、このゲームは多くのプロプレイヤーや猛者の方々のやりこみにまだまだ追い付いていないのが現状です。
そんな自分がトッププレイヤー達と当たった場合、ほぼほぼ負けるだろうというのが大会前の自己見解でした。
その中でどれだけ“自分を表現”できるかはわからないけど、練習してきたものを出しきろうと頑張りました。

結果は…
初日ウィナーズで突破!目標は見事クリアしました。

しかし2日目はいぶき使いLPトップ層のナリ君さん、WE-R1所属Jimmy1さんのバルログに負けてスト5は終了しました。
負けた試合から学ぶものがあるという言葉をよく耳にしますがまさにその通りで、最初からギアを上げてスピードを活かして攻めたてるプレイに対応出来なかったのが敗因でした。
いぶき戦にいたってはなにかする前にやられてしまいましたし、実はいぶき苦手なのでは?とも思い始めました。
バルログ戦は事前に調べものしていたのでいい勝負はできていましたが、コマミスや対空ミスが致命傷になっていたと思います。
どちらにも言えるのはスピードキャラに対して実戦経験、対策不足を感じました。いざ試合になると相手の状況別の引き出しの多さと展開の速さについていけず、考えてる間にゲームの流れを持っていかれ実力の差を痛感しました。

最終的に目標であった初日ウィナーズ突破からの90位くらい?で着地したと思ってますが、客観的に見るとスト5初期のころやってたとはいえ復帰して大きな大会でこの順位は“まぁまぁやるじゃん”と自己評価しています。
だけどこの結果には全く満足してません。
負けて悔しいという気持ちはあまり持たないのですが、“何もできずに負ける”のは流石にないでしょ!いつかリベンジでしょ!!
常に昨日の自分より強くなることを意識して更なる高みを目指してこれからも頑張ります。
とりあえずいぶき対策だな!

キャリバーの思い出

1日目予選、2日目予選と決勝という流れ。使用キャラは「ナイトメア」です。
目標は「初日突破!」でした。
スト5と同じ目標ではありますが、自分の力はまだまだ未完成でスト5より自信がありませんでした。
日本トップクラスの実力を持つ“とある親友のソンミナ使い”にいつか勝てるようになりたいと思いつついつもボコボコにされていました。ゆるさん!
本当に「ナイトメア」でイケるのか?キャラ変えしたほうが…いやこのままで…しかし…とずっと悩みながら練習していました。
そうこうしてるうちにあっという間に時は流れ…

キャリバーが発売されて初めての大きな大会と言ってもいいEVOJAPAN2019、国内だけでなく海外からも多くの強豪プレイヤーが集まりました。
どのブロックを見ても全員強ぇ…海外プレイヤーもみんな上手すぎる…
まさに本当の意味でEVOJAPAN2019、ここ福岡国際センターで“この世で最も一番強いやつ”が決まるという超ハイレベルな大会になりました。

結果は…
ヴォルド使いの方に負けたものの、ルーザーズながらもなんとか初日突破することができました!
途中ルーザーズで配信台に出ることになり、そこで「アスタロス」使いの方と戦い見事勝利を勝ち取ることができ超でっかい配信台モニターに“漢の背中”を見せることができました。
配信台での「アスタロス」戦は得意なキャラということもあり、「ナイトメア」のパワーを活かしたプレイをみせれたと思います。
しかし2日目予選でルーザーズの荒波を頑張って泳いでいましたが、再びお呼ばれした配信台で「シャンファ」使いのサンクロさんに負け、レンのEVOJAPAN2019は幕を閉じました。

最終的にこちらも90~120位くらいかな?と思ってます(違ったらごめんなさい)。
今回ずっと使用キャラで「ナイトメア」は大会で勝てるキャラなのか?とずっと悩み続けていましたが、レン自身ではなく優勝したヨーロッパ勢の「keev」の「ナイトメア」が自分の考えは正しかったんだと示してくれました。
「keev」とは「ナイトメア」を得意とするキャリバーシリーズ超強豪プレイヤーです。
圧倒的強さ、試合の流れを掴む上手さ、何か吸収できるものがあればと思いました…が、「keev」がなんで勝ってるかわからない…
自分と違うのは防御力の差はあるのですが、どうしてこうも“圧”があるのかわからない…
それくらい今の自分では「keev」の強さの根源に気づけないくらい見えない大きな“差”というものを感じました。
一体どれだけの時間をかけてここまでの強さを手にしたのか…そして自分はどれぐらい時間をかければここに辿り着けるのか…新たな悩みが生まれてしまいました。

格闘ゲームはこの尽きることのない“壁”の連続だと思っています。
1つ何かできるようになった、次はこれを練習する。
勝てなかった相手に勝てるようになった、また違う人で勝てない人がいる、その人に勝つために練習する。
1つ1つ“壁”と向き合い超えることによって喜びや達成感を得る、それが格闘ゲームの醍醐味だとレンは考えています。
今回「keev」が示したレンにとっては“見えない壁”をいつか超えることが新たな目標になりました。
まだまだキャリバーでは未熟者ですが、これからも楽しく「ナイトメア」をプレイしていきたいと心からそう思います。

EVOJAPAN2019

最後になりますが、美味しいご飯や色んな方々との出会い、ファンの方々との交流などとても楽しい3日間を過ごせました。
お話しいただいた皆さん、ありがとうございました!
そしてPGWのプロゲーマーとしてEVOJAPAN2019に参加できたことを誇りに思い、さらに練習をして夏のEVOではレンの活躍を皆さんにお見せします!
これからも応援のほどよろしくお願いします!

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